古川黎明中学校入試(受験)対策のロードマップ
古川黎明中学校の受験を検討されている保護者の皆様の中には、何をいつ始めればいいのか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、当塾が実施している古川黎明中学校の入試(受験)対策スケジュールを、6年生の1年間を例にご紹介します。効率よく合格を目指すための計画です。
また、5年生から古川黎明中学校の中学受験コースに通塾している場合は、弱点克服や脳の基礎能力を高める時間がさらに増え、より余裕を持ったスケジュールで臨むことができます。この場合は6年生の進捗も半年ほど早くなります。(6年生頭から7~8月の内容に取り組む)。
このスケジュールのキーワードは「1手に2つ以上の意味を持たせる」です。単に問題演習をこなすだけでなく、その過程で思考力や記憶力といった基礎能力も同時に伸ばすことで、効率的な学力向上を目指します。
受験(入試)対策の年間スケジュール
月 | 概要 |
---|---|
2-3 | 助走の時期 |
4-6 | 学力アップに実感がわいてくる時期 |
7-8 | 受験勉強と向き合う時期 |
9-10 | 模試の結果から目標までの距離が見える時期 |
11-12 | ラストスパートの時期 |
1 | 体調優先の時期 |
2月〜3月:助走の時期
この時期は、本格的な受験勉強の助走期間です。まずは教科を絞り、5年生・6年生の算数、そして国語の漢字や読解力の基礎固めに取り組みます。
ポイント
まだ古川黎明中学校の受験への実感が薄い生徒も多いため、無理に勉強時間を増やすのではなく、「脳を使う時間」を増やすことに焦点を当てます。目標は脳の使用時間を2時間として、脳トレなどを通じて将来の長時間学習に耐えられる土台を築き、「自分ならできる」という自信を育みます。
当塾の強み
- 記憶力アップのメソッドを取り入れた脳トレで、脳の様々な領域を刺激します。
- 漢検取得のサポートを通じて、早い段階から読解力の土台を築きます。
4月〜6月:学力アップに実感がわいてくる時期
算数は、基礎固めに加えて「解き方の癖」を修正することに注力します。この修正が、その後の発展問題の理解度に大きく影響します。また、国語の要点を捉える訓練を増やすことで、解説の理解力や作文力も同時に伸ばします。
ポイント
学校の学力調査とも時期が重なるため、勉強の成果を実感しやすい時期です。このタイミングで少しずつ勉強時間を増やしていきます。
当塾の強み
- 独自のメソッドで算数の解き方の癖を修正し、算数検定で2週間で20点以上点数を上げた実績があります。
- 国語が苦手な生徒のために開発した要点把握メソッドで、模試の国語の点数を20点以上上げる実績も。
7月〜8月:古川黎明中学校の入試と向き合う時期
夏休みを迎え、受験勉強も本格化します。算数は応用問題へ、国語は読解演習へ注力。理科・社会は丸暗記するレベルで基礎固めを徹底します。作文は骨組み作りからスタート。
ポイント
この時期の勉強時間は、1日4~6時間以上を目標に取り組みます。
当塾の強み
- 算数はパターン暗記にならないように応用力を養うメソッドで、古川黎明中学校の過去問の点数を20点以上上げた実績があります。
- 国語の読解力を劇的に上げるメソッドで、1ヵ月で読むスピードを約2倍、2カ月で約3倍に。
- 理科・社会はテキストを丸暗記できる独自の暗記メソッドで基礎を固める。このメソッドは中学生にも使用しており、新みやぎ模試で理科社会90点前後の成績を達成しています。
- 勉強時間を4~6時間以上にしても疲れることなく、また学習効率を1.5倍にするメソッドで、夏休みと冬休みで偏差値を10アップさせた実績もあります。
9月〜10月:模試の結果から目標までの距離が見える時期
模試の結果を分析し、目標までの距離を明確にします。算数・理科・社会は応用問題の反復演習で定着を図ります。国語は読解の正確性とスピードをさらに高めます。 入試までに読むスピードは正確性を落とさずに3倍を目指します。模試の偏差値と過去問の点数の捉え方については、こちらの記事をご参照ください。
ポイント
この時期から過去問にも取り組み始め、自分の現在地を確認します。作文や面接練習もスタートし、総合的な対策を始めます。
当塾の強み
- 思考力を鍛えることを目的としたメソッドで、生徒の理解力を飛躍的に向上させます。思考力以外の力で解こうとすれば解けず課題が進まないため、必ず思考力を使うことになります。
- 古川黎明中学校の入試に特化した「5教科対応要約」メソッドで、解答時間を40分前後に短縮。これは正解率も向上します。
11月〜12月:ラストスパートの時期
模試で古川黎明中学校の合格率の最終判定が出る時期です。夏からの成長を確認し、最終調整を行います。冬休みは1日9時間を目標に勉強時間を確保し、最後の追い込みをかけます。メンタルトレーニングも取り入れ、本番で実力を最大限に発揮できる心の準備を始めます。志願理由書の書き方や古川黎明中学校の特色、偏差値と過去問の点数の捉え方、メンタルトレーニングの必要性については、これらの記事をご参照ください。
- 古川黎明中学校の偏差値と特色【生徒の声】|志願理由書の書き方ガイドー生徒の声からわかる!古川黎明中学校の特色と魅力
- 古川黎明中学校の偏差値と特色【生徒の声】|志願理由書の書き方ガイドー適性検査における偏差値と過去問の点数の捉え方
- 中学受験に不可欠なメンタルトレーニング|本番で力を発揮する心の準備
ポイント
合格をつかむ生徒たちは、冬休みに平均して1日9時間の勉強時間を確保しています。まずは計画を立て、徐々にこの時間を目指していくことが重要です。冬休みは9時間/日勉強を行いますが、やりすぎて疲れてしまうと逆効果になる為、疲労が溜まりにくい工夫が必要です。メンタルトレーニングはアイデンティティ形成前の小学生には非常に重要です。特に過去問の点数が合格ラインぎりぎりの生徒で、場の空気に飲まれてしまい実力を発揮できない生徒が一定数います。その為、ここが実力を発揮できるかの分かれ道と考えています。
当塾の強み
- 夏に続いて学習効率1.5倍メソッドで、最後のブーストをかけます。これは疲労を軽減してくれるため、勉強のやりすぎによる吸収率低下を防いでくれます。
- 独自開発したメンタルトレーニングで、当日の会場の雰囲気に飲まれず、実力を出し切る力を養います。アイデンティティ形成前の小学生には非常に重要です。特に過去問の点数が合格ラインぎりぎりの生徒の場合、場の空気に飲まれないようにすることがとても大切になります。(詳しくは受験当日のメンタルに影響を及ぼすミラーニューロン を参照)
- 「5教科対応要約」メソッドで、初見の問題にも対応できる力を完成させます。このメソッドで、12月初頭時点で過去問で40点台だった生徒を60点後半まで押し上げた実績があります。
1月:体調優先の時期
入試直前期は、成績アップよりも体調管理を最優先します。勉強時間は徐々に減らし、脳疲労を溜めないようにコンディションを整えます。
ポイント
古川黎明中学校の過去問の復習や苦手分野の確認を繰り返し行い、心技体を万全な状態に仕上げていきます。感染症対策も重要です。
当塾の強み
- 冬休みから行っているメンタルトレーニングは、入試直前の生徒の不安も和らげます。
- 対面とオンラインで同質の指導を提供できるハイブリッド指導により、感染症対策として自宅にこもりながらも、質の高い指導を入試当日まで安全に受けることができます。
もし、古川黎明中学校の入試(受験)対策の勉強スケジュールでお悩みの保護者様がいましたら、ぜひ参考にして頂ければと思います。