2023年度　古川黎明中学校入試問題　過去問解説＆弱点診断(合格点予想付き)

合格点、解答時間目安

合格点目安は65点以上、解答時間の目安は40分になります。

^{目安の点数にリスニングの点数は含まれていません。}
^{リスニングで10分消費する為、実質の解答時間は50分となります。}

安全圏目安は70点以上になります。この点数であれば計算問題(解答と説明がセットの配点の高い問題)、リスニング、作文のどれか1つで点数を落としてしまっても合格圏内と考えています。

^{過去問を解き始めたばかりの段階では、問題形式や時間配分に慣れていないため、実力通りの点数が取れないことがよくあります。この「過去問への慣れ」を習得するのに、3年分を目安としていただければと思います。もし、3年分を終えてもなお点数が伸び悩むようでしたら、根本的な学力（読解力、論理的思考力、基礎力など）に課題がある可能性が高いです。}

用意するもの

1	【必須】使用した年度の入試問題 ^{古い年度でも遜色なく診断可能}
2	【必須】解き終わった解答用紙 ^{時間を測らず演習用に使った答案でも構いません。その際は解答時間は大体の概算でお答えください。}

使い方

1	この年度の入試問題と解き終わった解答用紙をお手元にご用意ください。
2	入試問題と解答用紙を見ながら、「解答時間について（見直し時間は考えない）」→「解答傾向について」の順で当てはまる内容にチェックを付けます。次に「間違えた問題をチェック」で間違えた問題をクリックし解説を出して、当てはまる間違い方にチェックを付けます。
3	間違った問題全てをチェックしたら「診断結果を表示」のボタンをクリックします。
4	クリックすると「読解力」「論理的思考力」「基礎力」の項目で弱点がグラフと表で表示されます。
5	診断結果をより詳しく分析したり、今後の学習に活かすため、表示されたグラフや表をスクリーンショットなどで保存しておくことをお勧めします。

システム利用に関するポリシー・免責事項（重要）

確認する

1.	お子様の解答データのみに基づいて診断結果を生成し、過去の学習履歴や個人情報と紐づけることは一切ございません。
2.	個人を特定できる情報や受験生の成績データを収集・保存することは一切ございません。
3.	過去問解説＆弱点診断に関する著作権は当塾に帰属します。商用での無断転載は固くお断りいたします。

^{過去問解説＆弱点診断は当塾が長年生徒の学習に関して研究を重ね生み出した独自の知見に基づいており、医学的診断や医療行為ではございません。}

【過去問解説＆弱点診断スタート】

解答時間について（見直し時間は考えない）

	解き終わった時に、残り時間が10分以上ある。
	解き終わった時に、残り時間が5分～10分未満ある。
	解き終わった時に、ほどんど時間が残らなかった。もしくは、時間が足りなかった。

解答傾向について

	文章題の計算問題(応用問題)を解くのに時間がかかりすぎる。
	答案に空らんが2割以上ある。

間違えた問題をチェック

大問2
１

(1)

メモ、資料1、ノート1から要点を読み取るのに時間がかかる場合、要約力が不足しています。情報が多すぎる場合、要約力が不足すると何が重要なのかを見定められず、正解にたどり着けないという特徴があります。

(2)

資料2、ノート2を理解するのに時間がかかる場合、要約力が不足しています。また、空欄に当てはめる言葉は書けているものの、文脈が不自然な場合、読解力と説明力が不足しています。

(3)

解答の主語・述語が不明瞭な場合、説明力が不足しています。資料4と表1から要点を読み取れていない場合や、理由を自転車A、Bを比較しながら書けていない場合も、要約力が不足しています。要約力が不足すると、脳のキャパシティーが不足し、要点の抜け漏れが発生しやすくなります。

(1)　ア

比例の基礎的な問題です。不正解の場合、図表を要約する力が不足し、脳のキャパシティーが不足した結果、文章を正しく理解できなかった可能性が高いです。

(1)　イ

時間計算と比例を組み合わせた問題です。不正解の場合、要点を書き出したり、図表を作成したりしていない可能性があります。要点を書き出していない場合、何を計算しているかが分からなくなり、ケアレスミスにつながる可能性があります。

(2)

	解答の主語・述語が不明瞭な場合、説明力が不足しています。表2・3の結果をもとにしていない、性質と動きの説明が抜けている場合、要約力が不足しています。要約力が不足すると脳のキャパシティーが不足し、要点の抜け漏れが発生する可能性が高いです。
	解答の説明に問題がなく、要点も読み取れているにもかかわらず不正解の場合、物の温まり方に関する知識が不足しています。用語のみを単体で覚える単純記憶になっており、背景知識まで関連付けて覚えていない可能性が高いです。
	上記のどちらかわからない。

(3)　ア

	解答の主語・述語が不明瞭な場合、説明力が不足しています。問題文やプログラムの流れを理解できない場合、読解力、論理的思考力が不足しています。
	解答の説明に問題がなく、プログラムの流れを理解できているが不正解の場合、論理的思考が不足しています。特に、何が誤りなのかを試す批判的思考や、いくつかのパターンを実際に試してみる思考が弱いです。
	上記のどちらかわからない。

(3)　イ

論理的思考を試す問題です。どの条件で望んだ結果になるかを試行錯誤する必要があります。日頃から困難な問題に直面した際に、試行錯誤する習慣が重要です。

大問3
1

(1)

表1、資料1から特徴を読み取れていない場合、要約力が不足しています。選択問題の文章の理解に時間がかかる場合は、読解力も不足しています。また、図表問題が苦手な場合は、空間認知能力が不足している可能性もあります。

(2)

解答の主語・述語が不明瞭な場合、説明力が不足しています。図1・2の特徴を瞬時に判断できない場合、要約力が不足しています。

(3)　ア

	説明文や問題文を理解するのに時間がかかる場合、読解力、要約力が不足しています。算数の文章題は、要約することで情報が少なくなるため脳のリソースを節約し、計算に集中できるようになります。
	問題文の理解は問題ないが不正解の場合、体積比の知識と空間認知能力が不足しています。特に面積比や体積比を正しく理解していない可能性が高いので、公式の単純記憶ではなく、その理由まで含めて学習する必要があります。
	上記のどちらかわからない。

(3)　イ

規則性の基礎的な問題です。不正解の場合、図形問題が苦手で、そもそも規則性の問題を避けている可能性があります。また、空間認知能力も不足している可能性が高いです。

(3)　ウ

おうぎ形と三角形の基礎的な問題です。不正解の場合、空間認知能力が低い可能性が高いです。日頃から図形問題を解くだけでなく、空間認知能力を高めるトレーニングを取り入れましょう。

(3)　エ

	解答の主語・述語が不明瞭な場合、説明力が不足しています。段数が増える場合の特徴や規則性を見つけられない場合、要約力が不足しています。要約力が不足している場合、脳のキャパシティーが不足し計算ミスが発生しやすくなります。
	解答の説明に問題がなく、特徴や規則性も読み取れているが不正解の場合、空間認知能力と計算力が不足しています。特に、重なりの面積を正しく計算できていない場合は、小数点の計算に癖がある可能性が高いです。
	上記のどちらかわからない。

(1)　ア

	問題文を理解できない場合、読解力が不足しています。図5・6・7から特徴を読み取れない場合、要約力が不足しています。この問題は説明、図ともに非常にわかりにくく書かれているので、要約力が不足すると脳のキャパシティーが不足し理解することが困難になります。
	問題文を理解でき、図5・6・7の特徴も読み取れているが不正解の場合、植物の成長に関する知識が不足しています。知識を関連付けて覚えていない可能性が高い為、背景知識も含めて覚える必要があります。
	上記のどちらかわからない。

(1)　イ

	解答の主語・述語が不明瞭な場合、説明力が不足しています。図6・7・8から特徴を読み取れない場合や、有利になる理由が抜けている場合、要約力が不足しています。問題文の理解に時間がかかる場合、読解力も不足している。
	解答の説明に問題がなく、特徴も読み取れているが不正解の場合、子葉と胚乳に関する知識が不足しています。用語のみの単純記憶になっており、理由まで覚えていないため、背景知識まで含めて覚える必要があります。
	上記のどちらかわからない。

(2)　ア

	問題文を理解できない場合、読解力が不足しています。問題文と表3から実験の特徴を読み取れない場合、要約力が不足しています。理科の実験に関する文章は要約力が不足すると、目的や意図をくみ取ることが難しくなります。
	問題文や表から特徴を読み取れているが不正解の場合、実験・観察方法の知識が不足しています。実験の意図をくみ取れていない可能性が高いため、知識を理由まで含めて覚える習慣が必要です。
	上記のどちらかわからない。

(2)　イ

	問題文を理解できない場合、読解力が不足しています。問題文と表3から実験の特徴を読み取れない場合、要約力が不足しています。理科の実験に関する文章は要約力が不足すると、目的や意図をくみ取ることが難しくなります。
	問題文や表から特徴を読み取れているが不正解の場合、実験・観察方法の知識が不足しています。実験の意図をくみ取れていない可能性が高いため、知識を理由まで含めて覚える習慣が必要です。
	上記のどちらかわからない。

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