先日公開した「古川黎明中学校 過去問解説&弱点診断システム」。 当塾での実戦投入を開始しましたが、その結果は開発者の私自身の予測を遥かに上回るものでした。
今年の中学受験生は、夏休み以降の入塾ということもあり、基礎固めに時間を要しました。そのため、過去問演習に入れたのは12月に入ってからです。
12月に返却された「ぜんけん模試プラス」の結果は2人共D判定。 そのうち一人は、以前のぜんけん模試プラスではA判定をうかがう位置にいましたが、今回は大きく判定を落としました。
しかし、これは単なる「調子の波」や「偶然」ではありません。 分析の結果、判明したのは「求められる知識量が増えたことによる知識の渋滞」です。
入塾が遅かった分、急ピッチで知識を詰め込んだため、知識は頭にあるものの、それを応用問題に対して使いこなすことが出来ない状態でした。「武器は持っているのに、使い方が分からず戦えない」。これは、短期間で成果を出そうとする多くの受験生が直面する壁であり、ここを突破できないまま入試で涙を飲むケースは少なくありません。
ラスト1ヵ月でここから逆転するには、詰将棋の30手詰めを解くような、「一手のミスも許されない」極限の精度での修正が求められる状態でした。
しかし、このシステムを使った結果、事態は一変しました。
システムが学習における「情報処理の弱点(脳の使い方の癖)」を即座に特定し、そこをピンポイントで効果的に修正しました。どのメソッドをどのタイミングでどのように改良するかの判断基準にもなりました(負荷と強度の調整)。
その結果、2人共わずか2週間で初期点数30点前後から驚異の「30~50点アップ」を達成しました。
※当塾では、過去問演習の直前に該当単元を教えるようなことは一切行いません。単元を教えれば見かけの点数は上がりますが、正確なデータが取れず最終調整が間に合わなくなります。これでは、生徒が違和感(実力ではない感覚)を覚え、信頼関係が崩れると考えています。これは純粋な、生徒本人の実力の伸びです。
例年、私の指導では入試までに過去問で「30点以上アップ」を実現していますが、それは通常1ヵ月かけて達成する数値です。それをわずか2週間で上回った事実に私自身も驚愕しています。
これは、システムが即座に苦手を判定するため、「課題発見から改善(メソッドの選定や演習)」までのタイムラグがゼロになったことに起因します。
「基礎知識はあるのに、なぜか点数にならない」。 このシステムは、多くの受験生を悩ませる原因を可視化し、最短距離で「得点できる脳」へと配線を繋ぎ直す役割を果たしました。
また、生徒自身がグラフで自分の弱点を視覚的に確認できることも大きいです。 「どこを直せばいいか」が可視化されることで、苦手克服への納得感と吸収率が劇的に向上しています。
このままの勢いで知識と脳の活用法を最適化し、入試まで走り抜けます。
【追伸:2026/1/6】
システムによる弱点特定と演習の最適化を継続した結果、約1ヵ月で「50~60点の点数アップ」に到達しました。これは私の予測を大きく超える結果です。 体感として、前年度(システム導入前)までと比較して「成長スピードが1.5倍」に加速していると感じます。D判定からの逆転合格、射程圏内になってきました。
【追伸ここまで】
※注:本メソッドにおける「脳機能」「診断」等の表現は、学習における情報処理の特性を分析するものであり、医療行為や医学的な診断を指すものではありません



