補習塾のイメージと現状
補習と聞くと良いイメージがわかないと思います。補習は、勉強についていけない人が受けるというイメージを持っている人が多いと思います。中高一貫校に入学できた学習レベルの生徒には必要がないと思われるかもしれません。
現在、首都圏において中高一貫校生向けの補習塾が人気になっています。
学習塾の種類
現在学習塾は、「進学塾」「補習塾」「総合学習塾」の3つに分類できます。
進学塾 | 中学・高校・大学への進学を目指す生徒さん向けの塾です。先取り学習や学校のレベルよりも難易度の高い応用問題、入試対策などを取り扱っていきます。 |
補習塾 | 学校で習った内容でわからない部分を指導してもらう塾です。基礎を定着させ苦手を克服していくスタイルです。 |
総合学習塾 | 進学塾と補習塾の両方の側面を併せ持っています。 |
中高一貫校生向けに、補習塾が人気の理由
首都圏で中高一貫校生に補習塾が人気の理由は、やはり学校の授業のレベルが高く進みが早いことが挙げられます。
一度躓いてしまうとどんどん置いて行かれてしまうので、学校の課題でわからない部分を教えてくれる塾は、中高一貫性にとってもマッチしています。多くの課題が出されたとしても、学校ワークの指導も行う塾があれば課題提出もスムーズということになります。
学校ワークを反復する回数も増え授業の吸収率が上がる為、生徒は課題の負担が少なくなり快適に学校生活を送ることが出来ます。
塾ワークのメリット
では、塾ワークは無くてもいいのかというとそうではありません。塾で使っているワークは先取り学習やその塾独自の指導方法、生徒のレベル帯に合わせやすく指導効率を上げやすいというメリットがあります。
予習と復習のバランスが大事ということです。
中高一貫校のテスト
また、中高一貫校のテストは同じレベル帯の生徒が集まっているため高校のテストに近いです。その環境で点数を維持できるか、上位を取れるかで今後の学習のモチベーションが決まってきます。中学生にとっては少し特殊な環境とも言い表すことが出来ます。
当塾では予習と補習の両方を実施
当塾は塾ワークでの予習と学校ワークでの補習の両方に取り組んでいます。週6コマとコマ数が充実しているため、予習と補習両方にバランスよく時間を割くことが出来ます。
当初は塾ワークで先取り学習をメインで行っていました。しかし、「学校の課題が終わらない」「塾の課題と学校の課題で押しつぶれそう」との声があった為、健康的な生活を送ってもらうためにも補習スタイルの授業が必要と思い取り入れました。
テスト3週間前までは地頭を鍛えながら塾ワークで先取り学習を行い、その後はテスト勉強に切り替えています。難易度が高く進みの早い理科と数学は週末に集団授業形式で補習授業を行う為、テスト前にはテスト範囲の学校ワークのほぼ全ての問題をレクチャーしています。
そのため、日々の学習で躓きにくいスタイルと考えています。
もし、塾選びでお困りの保護者様がいましたら、ぜひ参考にしていただければと思います。