中高一貫校のイメージと実態
中高一貫校と聞くとなじみの浅い親御さんが多いと思います。どのような学校生活を生徒が送るのかイメージがつかない人も多いと思います。なんとなく「勉強の進みが早そう」「問題のレベルが高そう」というイメージを持つ方が大半ではないでしょうか。
このイメージは概ねあっています。
提出課題の多さと勉強法
もう一つ付け加えるとしたら「課題が多い」になります。その為、公立中学で使える勉強法が使えない場合があります。
それは、勉強時間を増やすといったやり方になります。
黎明中学の学習環境
身近な中高一貫校として一例をあげますと、古川黎明中学校は部活動があり基本的に帰宅部はありません。(週に活動が数回の部活動はあります。)
この場合、健康的な生活(睡眠時間7~8時間)を過ごしながら部活を行い宿題をするとなると、平日の宿題以外の勉強時間は2時間前後確保できるかといったところになります。
公立中学校であれば問題ない勉強時間ですが、古川黎明中学校は以下の特徴があるため時間の投資はあまりお勧めできません。
- 英単語の数1.5倍
- 数学の難易度が高めで、課題も多く進みも早い
- その他の提出課題もある
英語の教科書は公立中学校は「NEW HORIZON」で3年で学ぶ英単語は1200語程度、黎明中は「Here We Go!」で3年で学ぶ英単語は1800語程度になり1.5倍の量を覚えなければなりません。
数学は公立中学校で難しいといわれているレベルから難易度がもう一段階上った問題も普通に取り扱いますし、授業の進捗が早いです。
その他の教科でも課題が出るため、時間を確保することが公立中学よりも難しい環境になります。
時間投資の限界と効率的な学習の重要性
英単語の数が1.5倍、数学の課題の量が1.5倍と考えると単純に掛け算すると2.25倍になります。この数字を見てもらえれば、時間の投資が非現実的なのはお判りいただけると思います。
その為、吸収効率を上げることが重要になります。
理解力を上げるには、要約力や読解力を鍛える。記憶力はベースの地頭から鍛える。
勉強の根本に繋がる能力を鍛え、なるべく反復回数を少なくする工夫が必要になります。
当塾では地頭から鍛える
当塾では、記憶力と理解力(読解力)を私が開発したメソッドで地頭から鍛えていきます。
暗記メソッド | 私が学生時代に模試の理科・社会で90~100点を取っていた方法を更に改良し、地頭から鍛えられるようにしたものです。 |
読解メソッド | 模試で国語を90点以上取っていた生徒の生い立ちを分析し体系化したメソッドになります。数か月で読むスピードは2~3倍になります(2倍はすぐ行きます)。理解力も上がるため勉強の吸収率も良くなります。 |
私は中学生時代に効率をそこまで考えずに勉強していた為、今考えれば無駄に時間を投資していました。
その為、生徒にはできる限り効率よく勉強をしてもらい、学生生活を謳歌してもらえたらと思っています。効率を考えた勉強法は、後々の課題が多くなってきたころに効果を発揮してきます。
もし、勉強の仕方に悩んでるお子様を持つ保護者様がいましたら、ぜひ参考にしていただければと思います。